こんばんは
今回は今年3月に販売されたゲーミングヘッドセットULTRASONE METEOR ONEを購入したので紹介します。
知ったのは6月7日、ある日上司と電話していた時でした。
いろいろ紆余曲折があったのですが超端的にまとめると
↓
Amazon見漁ってたらいつの間にかヘッドホンまで調べてた
↓
本商品を知る
↓
買う
と、衝動買いをしました。
なそは17歳でS-Logic搭載のヘッドホンortofon O-Oneに出会い今はULTRASONE Performance 860を愛機にヘッドホン生活を送っています(今は実家に長期出張していますが、、、)
当時は兄もヘッドホンを大量に持っていてHFIシリーズやSignatureシリーズを聞かせてもらっていました、そのくらいULTRASONEには安心と信頼があるのです。
私はPCゲームをちょろっと始めた時にULTRASONEがゲーミングヘッドセット作ったらヤバイでしょ!なんて思ってました、まじです。
でもこうして販売されたので知ったその日に購入してしまいました。
今回はULTRASONE のゲーミングヘッドセットMETEOR ONEを紹介していきます。
結論から言ってしまえば正直紹介見なくて大丈夫です、買ってください、間違いなくコスパは最強です。
ULTRASONEとは?
ゲーム業界では知らない人がほとんどだと思いますが、ULTRASONEはドイツの1991年創業の音響機器メーカーで主にヘッドホンを製造しているメーカーです。
密閉型ヘッドホンが多くモニターヘッドホンやDJヘッドホンなどを多く手掛けています。
比較的手の出しやすい2万~5万円ほどのヘッドホンもありますが高級ヘッドホンも多く販売していて高い物では数十万するような物まで、、、
そんな高級ヘッドホンを多く作っているメーカですが今回のヘッドセットはAmazonで25,000円ちょっとで購入しました(定価は27,980円でした)。
独自の技術はきちんと入れながら市場の価格に合わせた商品になっています、ゲーミングヘッドセットだとハイエンドクラスに合わせた価格設定になっています、素晴らしい。
次項では今回のゲーミングヘッドセットのスペックと使用感を紹介していきます。
METEOR ONE
ではMETEOR ONEは他のヘッドセットと何が違うのか、紹介したいと思います。
ここでは私が持っているEPOS(Sennheiser)のGSP300との比較になります。
こちらはゲーミングヘッドセットの中ではエントリー機になり価格も8,000円ほどになります。
価格差も大きいので比較になるかは微妙、ですが今、エントリークラスのヘッドセット使ってる方!見直してみてはいかがでしょうか、圧倒的に変わりますよ!
本体と付属品
まずは開封後専用のケースをあけると本体から付属品まで全て入っています。
中には本体、有線用マイク付きケーブル、USBtype‐C接続マイク、充電ケーブルの4つが入っていました。
妥協が皆無のびっくりの見た目、すべてにおいて高級。
ケーブルなんて布巻きを採用しています、取り回し抜群、タッチノイズも少なく個人的には大好きなケーブル!
マイクはtype‐C接続ということは市販のtype‐C接続のマイクも使えるのか、気になる所です。
折りたたんで持ち運びできるゲーミングヘッドセットって簡単には思い浮かばないんですが、思えばなんでゲーミングヘッドセットってコンパクトにできないの?
可動部増やせば耐久性に難があるのでしょうか、音楽業界でヘビーに使われているモニターヘッドホンも多いですがそのなかでも折り畳みできる機種も多いです、コンパクト設計は個人的にはアリ、ですよ。
ハイエンドと遜色ない付け心地
まずつけてみた感想は軽い、ずれない、遮音性もばっちり。
プロテインレザーを使用したイヤーパッドはいつも通りもっちりしていて耳全体を最小限の大きさで包み込むのでフィットして全くずれない。
しかも驚きの軽さ、本体重量は約240gでした、GSP300は約265、有線なのに、、、
ULTRASONEのヘッドホンは重いイメージがあります、おそらくですがハウジング(スピーカー部分を覆っているところ)に金属を使っていないからだと思います。
サイズ調整のアジャスター部分は金属でできていてしっかりしています、へたることなく長く使えそう。
S-Logic、タクティカルモードでハード単体でワイヤレスゲーミング環境を成立させる
S-Logic
密閉型ヘッドホン全てに言えるデメリットとして「音が近くで聞こえている」感覚になるということ。
これは、スピーカー<開放型ヘッドホン<密閉型ヘッドホン<イヤホン
といったように顕著に感じるようになります。
これを解決する方法はスピーカーから鼓膜までの距離を稼ぐという方法がとられます。
S-Logicではスピーカーを直接鼓膜に向けるのではなく外耳(耳の穴の周りの部分)に当てることで普段聞こえている音と同じ段階を踏んでから鼓膜に音を届けるというものです。
これによってヘッドホンやイヤホンにありがちな音の分離感のなさや音場の狭さを解消しています。
ゲームでは後ろからの足音、車音、銃声などを把握するようなFPSゲームでも空間的に意識しやすかった、GSP300だととある方向から銃声がしているのはわかるのですが、なんか鳴ってるだけって感じ。
例え方が難しいのですが、とある方向で銃声が鳴っているGSP300。
とある方からこっちに撃ってきているのがわかるMETEOR ONE。
私としてはこんな感想です。
タクティカルモード
こちらはオンにすることで遅延を少なくする機能、どんなコーデックでも関係なく遅延を0.3msまで遅延を抑えることができる機能です。
これはすごい、音ゲーとかだと音にリアルタイムで反応する必要があるため厳しいと思いますが、普通にゲーム楽しむ分には全く問題ありません。
動画鑑賞でも全く気にならない、遅延チェックも試したけど私は全く気付かないレベル。
何故オンオフなのか、常時オンでいいレベルです。
3通りの使い方、3つのマイク
このヘッドホンの推しポイントでもあります。
このヘッドホンではマイクを取り付けてワイヤレスヘッドセット、マイク付きのケーブルを使用して有線ヘッドセット、そして両方外した状態でも本体内蔵マイクでの音声通話が可能になっています。
つまり、有線無線ヘッドセットして使用できる上にワイヤレスヘッドホンとしても使用可能、その状態でも通話ができるということです。
マイク音質は個人的にテストして以下の通りになりました、環境はiPhoneでボイスメモで試した結果になります。
マイク付き無線ヘッドセット
声以外は多少拾う、換気扇とか扇風機が近くにあると拾うかなって印象です。
ドアの開け閉めは拾います、自分でつけて自分でやってるから距離も近いしそこは状況次第かな。声は非常にクリア、ちょっとこもってるというかウェットな音かな。
GSP300はどちらかというと乾いたはきはきした声って印象です。
マイクなし無線ヘッドセット
こちらはマイク付きと比べて外の音を拾いやすい印象でした。
静かな部屋で通話する分には問題ないかと思います。
音声はマイク付きと大きな差はなかったかな。
マイク付き有線ヘッドセット
こちらはマイク付き無線ヘッドセットと大差はなし、ただマイク形状的には声は拾いやすいです。
ノイズを抑えるスポンジついていたのも嬉しいポイントでした。
音楽鑑賞としてのMETEOR ONE
結論としては音楽鑑賞や動画視聴に関しての音質は非常に優秀な反面、個人的にはS-Logicの恩恵がやや薄い印象。
個人的な感想ですが一般的にはこのヘッドホンは低音よりのフラットな音質かなと思っています。
個人的にはULTRASONEは中高音の伸びが強みなイメージがあります。
S-Logicの原理的なところを考えるとどうしても指向性の弱い低音域が恩恵を受けにくいのかな、と勝手なイメージを持っています。
音楽鑑賞用途だと低・中・高の音域が常に出ていることが多いのでもともとのULTRASONEの良さが少し埋もれてしまうのかな、とはいえきちんと聞き分ければ中高音域の伸びの良さはきちんと健在していて十分な音を鳴らしてくれてます。
もしかしたらエージング次第でもっと良くなるかも、今後にさらに期待できます。
我が家のメインイヤホンの10proとも比較、左右に対する音場の広さは10proに軍配が上がりました、個人的には音場の広さではMETEOR ONE<10pro<Performance 860といったところでしょうか。
まとめ コスパは最強、老舗メーカーの本気が伝わる
今回はMETEOR ONEの紹介でした。
正直な感想ですが、間違いなく買って後悔しない。
「コーデック対応によるメリットではない」ところでの低遅延に加え、物理的なサラウンド表現なので接続するデバイスを選ばない。
装着感も従来の高級機と同じ、これがULTRASONEの販売しているヘッドホンの中では最安に近い27,980です。
ヘッドセットで27,800は高いと感じる方もいると思いますが、一度聴いてみればわかります。
ゲーミング以外にも様々な用途で使うことのできる、武器が非常に多いヘッドホンです、個人的には間違いないヘッドホン、おすすめです。